オゾン水の脱臭・除菌メカニズム

クマ吾郎
おぞの先生、初歩的な質問なんですが、オゾンを使うとどうして嫌な臭いがなくなったり、菌をやっつけられるんですか?
おぞの先生
クマ吾郎、良い質問をありがとう。では、私たちが馴染みのある水道水を例にとって説明しましょう。
クマ吾郎
はい、お願いします!
おぞの先生
クマ吾郎は、10年前、20年前と比べて、水道水が美味しくなった、水道水を安心して飲めるようになったという声を聞いたことがありますか?
クマ吾郎
あっ、それ、聞いたことあります。
おぞの先生
かつては、「汚い水」「カビくさい水」「錆の味がする水」などと言われていた東京の水道は、今では東京都が「東京水」というペットボトルの水道水を販売するまでに、水質の改善に成功しています。これには、オゾンが大きな役割を果たしています。

それでは、以下、水道水を例にとって、オゾンが果たす役割についてご紹介したいと思います。

水道水とオゾンの関係

水道水を語るうえでポイントは2つあります。1つ目のポイントは「水道水は安全か」そして2つ目は「水道水は美味しいか」です。以下、ご説明します。

1.水道水は安全か
水道水を飲んでも、水銀やカドミウムなどの有害物質、大腸菌などの有害な細菌を摂取することはない、つまり安全である、ということです。

水道水のもとになるのは、河川やダムなどなら流れ込む「自然界にある水」です。外界に晒されている自然界の水は、異物や動物の糞尿、人間が捨てたゴミなどが混ざっている可能性がありますので、そのままでは飲めません(私たちが、川の水をそのまま飲まないのと同じ理由です)。

よって、異物を除去するだけでなく、見えない有害な菌を除菌して、国が定める「水質基準」を満たす必要があります。

日本では、塩素の強力な酸化力(他の物質と結びついて、有害物質を分解する力)を用いて除菌を行い、安全性を確保してきました。しかしながら、塩素だけで全ての菌を除菌できないこと、また塩素が水道水に残留するため、水道水が美味しくなくなる原因になっていました。


2.水道水は美味しいか
もう1つの観点は、安全性が確保されたうえで、「水道水は美味しいか」という点です。蛇口をひねって水を出して、その水をゴクゴク飲んで、変な臭いや味がしないか、ということです。

「安全だが美味しくない」水道水の改善を行い、「安全で美味しい」水道水を作り出す作業は、「高度浄水処理」と呼ばれています。これは、複数の処理がありますが、その中にオゾン処理があります。

オゾンは、水に溶け込むとオゾンを含んだ水、すなわちオゾン水になります。オゾンは強力な除菌・脱臭作用があるのに安全と言われていますが、これは「強い酸化力」と「不安定な分子であるため酸素に戻る」という特性からきています。酸化力は、すなわち除菌力といってよく、大腸菌などの人体に有害な細菌を除菌、また有害な物質を分解するといった作用があります。

さらに、一般的な活性炭と一緒に使われることで、別の処理で用いられ、水道水の悪臭のもととなる塩素やアンモニアを分解する効能もあります。そして最後には、オゾンは無害な酸素へと勝手に戻ってくれるのです。理想的な除菌・脱臭方法といえるでしょう。

このようにオゾンが水に溶け込むと、水を除菌し脱臭する効果があります。かつては、各都市の浄水場など大規模な施設でのみ用いられる高額なものでしたが、現在では小型かつ強力な家庭用オゾン発生器が多数販売されています。日常で、水自体、または水を使って除菌や脱臭をする場面で、簡単にご利用頂けるようになっています。

クマ吾郎
オゾンってすごいぃ〜。おぞの先生、よく分かりました。ありがとうございます!
おぞの先生
クマ吾郎も是非、消臭・脱臭問題にはオゾン水生成器やオゾン発生器を活用してくださいね。