歯科医院におけるオゾン治療とオゾン水の活用

歯科医院におけるオゾン治療とオゾン水の活用
おぞの先生
少しずつオゾンやオゾン水のことが分かってきたと思いますが、オゾンが歯科医院でも使われていることをご存知ですか?
クマ吾郎
おぞの先生、ボク、歯医者さんとピーマンはすごい苦手です、、、
おぞの先生
ハハハハ、そうですね。どちらかというと私も苦手です。
クマ吾郎
でも、先生、オゾンって、歯医者さんでも使われているんですか?
おぞの先生
はい。気体のオゾンでいえば院内の空気を清潔に保つために利用されていますし、オゾン水は、器具の滅菌だけではなく、オゾン水噴射による虫歯治療・予防に役立っています。

「歯医者に行く」というのは、多くの患者さんにとって楽しい経験ではないでしょう。定期健診であれば、「今回の検診で問題が見つかれば治療しないといけないのか」と脅えますし、治療箇所がみつかれば「ちゃんと歯を磨いていたのに、何が悪かったのだろう」とがっかりします。

そして、実際に治療する段階になれば、「歯を削るときの音、臭い、痛みを思うとぞっとする」「麻酔を打たれる時の緊張感がたまらなく嫌」など、さらに嫌なことが待ち構えています。

歯科医師の先生は、患者さんの不快感はよく理解しているので、「できるだけ痛みなく、削らずに済み、安全な、患者さんにとっての負担が少ない治療」を目指されています。こうした流れで注目されているのが、「歯科治療におけるオゾンの利用」です。

さて、「オゾンの利用」と一言でいっても、「何の目的で、どのようにオゾンを使うか」は異なるため、オゾンの利用用途に分けてご説明したいと思います。

1. オゾンを利用して脱臭・除菌して院内を清潔に保つ

歯医者が苦手な患者さんの多くは、「院内に入った時のニオイ」をあげています。もちろん、治療中に最低限のニオイが発生するのは仕方がありませんが、いつまでも歯科医院独特のあのニオイが残っているのは望ましくありません。

歯科医師や医院のスタッフが慣れている、あの歯科医院独特のニオイがどれだけ患者さんの足を遠ざけているか考えたことはありますでしょうか?

できるだけニオイを軽減するほうが患者さんの不快感は少なくなりますし、院内で働くスタッフの方も快適に過ごすことができます。そこで、オゾン発生器で院内の空気を脱臭します。

さらに、院内の空気中の菌も除菌できます。風邪を引いた方が来院した後は、院内の空気には風邪のウイルスが残りますが、これを除菌します。これは、患者さん、スタッフの院内感染の予防にも役立ちます。

2. オゾン噴射による虫歯治療・予防

オゾンが持つ除菌力、分解力を生かした治療方法になります。医療器具の先端が、歯を覆う形状になっています。これを歯にかぶせて、高濃度のオゾンを噴射して、虫歯を治療するという方法です。また、同じ方法を、まだ虫歯になっていない歯に用いて虫歯予防のための治療もあります。

この治療法の強みは、何といっても削らないことです。オゾンの強い除菌力を生かして、オゾンを噴霧し、虫歯の菌を除菌するという方法であるためです。そして、一か所あたりの治療が数十秒と極めて短時間で終わること、そして歯を削る金属の機械が入れない部分にも治療が可能となる点は、大きなメリットといえます。逆に、オゾンは歯の内部に浸透しないため、深いところにある虫歯の治療は行えないと言われています。

必要な器具:オゾン歯科治療専用の器具

3. オゾン水を使った洗浄、予防

治療箇所の洗浄、除菌に使うという方法です。例えば、虫歯を治療するときにはオゾン噴霧、また歯を削るが、その後の洗浄時に用いるといった使用法になります。治療そのもので使う、というよりは、補助的に用いるという方が適切かと思います。

必要な器具:オゾン歯科治療専用の器具

日本においては、オゾン歯科治療は認可が下りていないため、保険適用の対象外(自由診療)となります。上記2と3については、歯1本あたりのオゾン歯科治療あたり数千円、という金額設定が一般的です。

なお、治療行為以外でオゾンが使われる例としては下記があります。


4. オゾン水を使った歯科治療器具の消毒・除菌

毎日多くの患者が来院する歯科医院では、器具を短時間に、かつ確実に消毒する必要があります。これを怠ると、ある患者が持っている菌を、別な患者に移してしまいかねない、また治療に携わるスタッフの安全性にも影響します。オゾンは塩素より殺菌力が強く、短時間で除菌が完了するため、器具の消毒・除菌に用いる例が増えています。


オゾンは、貴院の安全な環境づくりのための投資となります。

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